銀髪姫と不良幹部
ギュッ。


「史音?」


いきなり抱きついてきた史音に驚きながらも、抱きしめ返した。


やっぱり人肌っていいな。


何て言うか、安心する。


あーやべっ、やっぱ史音が好きだ。


ここに来て再確認するとはな…。


「依亜、お久しぶりです。今までどこにいたんですか?」


「雄吾…久しぶりだの。どこって…街か?」


疑問形になるのは仕方がないと思う。


寮にいたなんて言えねぇし。


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