銀髪姫と不良幹部
「はぁ…」


…ん?吹奏楽の音?


開いてる窓から聞こえてくるのは、優しい音色を奏でる吹奏楽の音。


吹奏楽部の演奏は、確か13時からだったな。


って事は、もう13時すぎたか…。


…13時?


あれ?莉央との見回りって何時からだ?


え、これヤバくね??


完全に死亡フラグじゃね?


やべっ!


早く行かねぇと私が殺される!!


「史音ごめんな!」


抱きついていた史音を無理矢理引き剥がした。


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