銀髪姫と不良幹部
「ああ。真っ当に生きる事にするよ。じゃあな」


男は手をヒラヒラ振りながら去っていった。


なんだ、案外いい奴じゃないか。


不良だと思って悪かったな。


それにきっとあいつなら大丈夫だ。


闇から抜けられる。


今のあいつならきっと…もう闇には捕まらねぇ。


それくらい、今のあいつは輝いている。


羨ましいくらい…な。




< 178 / 429 >

この作品をシェア

pagetop