銀髪姫と不良幹部
「今頃、殺られてんじゃね?」


「ははっ!これで月影も倒したら俺達の勝ちだな!」


笑う男が憎い。


私をだしに史音を呼び出しやがって…っ。


もう許さねぇ…っ。


怒りが抑えきれない私は、ゆっくりと男に近づいた。


「何だ?お前」


何も言わずに男を殴った。


「ぐっ!!」


その音に周りが反応する。

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