銀髪姫と不良幹部
私は狼鬼の総長だった月影だ。


一番関係がある。


ま、こいつらには言わねえけど。


言ったって、喧嘩になるの見えてるし。


「どういうことだ」


「そのままの意味だ。んじゃ、情報サンキュー」


何か後ろで言ってんが、この際無視だ。


これ以上、関わる気はない。


ポケットに手を突っ込み、歩き出した。


バーを出て、隠してあったバイクに跨る。


向かうは海近くの空き倉庫。


史音、無事でいろよ!!!


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