銀髪姫と不良幹部
「久しぶりだと腕がなるな」


軽く準備運動をし、シャッターを蹴破った。


鍵ごとぶっ壊してやった。


これぐらい、私にはどうって事ねぇ。


私の大切なものに手を出すなら覚えているんだな。


ま、わざわざ言ってやんねぇけど。


「なっ!!」


「シャッターが!!」


えっと…史音は…。


お、いたいた。


史音はうずくまり、倒れていた。


体中、怪我だらけだ。


あいつら、やっていい事と、やってはいけない事の区別もわかねぇの?


下手したら殺人で捕まんぞ。


いや、いっそ捕まれ。


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