銀髪姫と不良幹部
あ、そうだ。


「史音は何で私だって分かったんだ?」


ずっと聞きたかったんだ。


私はバレるような事はしていないはずだが?


そんなヘマはしねぇし。


「ん?ああ、パーティーで会っただろ?その時だよ」


パーティーって…おいおい。


結構前だぜ?それ…。


そんな前から気づいてたのかよ…。


それでも、今まで見つからなかったのは、私が姿を見せなかったのもあるだろうな。


「最初はわからなかったけどな。でも…笑顔が一緒だったんだ」


「笑顔?」


「ああ。笑った顔が依亜と似てるな〜って思ってたんだよ」


す、すげぇ…。


笑顔だけで分かるとか…。


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