銀髪姫と不良幹部
第八章

果たし状

“史音side”


「史音、倉庫行くやろ?」


カバンに荷物を詰め込んでると、禅が話しかけてきた。


「うん。用があるから、先に行ってて?」


学校にいるから、可愛い男を演じる。


可愛いキャラの方が何かと楽だしな。


そろそろ疲れてきたから、やめようと思っている。


依亜にもバレたわけだし。


演じる理由もない。


最初は楽って言う理由だったんだがな…。


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