銀髪姫と不良幹部
そう願うが、相手には届かず、ずっとドアは開けっ放しだ。


だんだん慣れてきた光に、ゆっくりと目を開ける。


そこには、私を殴った男達がいた。


こいつら…っ。


私の中の怒りが膨れていく。


こんな奴らに殴られたとか。


最悪だな。


見た感じ、弱そうな奴らだし?


「あんた達は誰?何の目的でこんな事をしたの?」


本音は違うが…。


ここでバレるわけにもいかねぇし。


バレたらバレたで面倒だし。


仕方ねぇ…。


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