銀髪姫と不良幹部
そりゃあ、私も女だ。


当然、恥ずかしいさ。


なかったら人間じゃねぇだろ。


今はそれどころじゃねぇし。


それに、これからこいつらは私の攻撃を受けるんだ。


それも記憶がぶっ飛ぶくらいな。


だから、記憶には残らねえんだよ。


残るのは、頭の痛さだけだな。


「んー、着替えてる?」


「いや、それは見てわかる。何で着替えてんだ?」


「まぁ、のちのち分かるよ」


よし、Tシャツを着て…と。


あ、ゴムとメガネも取んねぇと。


邪魔になるしな。


うっし!準備完了!


もうすでに顔を見られてるし、フードを被る必要はねぇな。


フードは顔を隠すためにかぶってたし。


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