銀髪姫と不良幹部
「総長はどこにいる」


「はっ、教える…かよ…っ」


そこは守んだ。


さすがは副総長?


でも、歪む顔を見る限り、意識を保ってるのがやっとみたいだが?


「言え、私は急いでんだよ」


少し殺気を出しながら言う。


100%出すと気絶するだろうし。


気絶されては困るからな。


「っ…ここを出て…右に…真っ直ぐ行くと金の扉がある…そこにいる…っ」


金?


悪趣味だな。


ま、とりあえず。


「サンキュー。真面目に生きろよ」


そう言って部屋を出た。



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