銀髪姫と不良幹部
「私は夕凪財閥の次期社長、夕凪依亜です。この姿が本当の私です」
男口調をやめ、夕凪依亜として話す。
本当って言っても、どっちの私も本当の私だけど。
夕凪依亜も、榎本依亜も。
偽物なんていねぇんだ。
ただ、私が姿を隠していただけなんだから。
あ、そういやカラコン外してねぇや。
…後でもいいか。
この状況で外すのもなぁ…。
「夕凪ってあの財閥界で世界No.1の⁉︎」
「ホテルとか色んな企業をしている⁉︎」
「え、じゃあ…もしかして総長って、財閥で有名な…?」
男口調をやめ、夕凪依亜として話す。
本当って言っても、どっちの私も本当の私だけど。
夕凪依亜も、榎本依亜も。
偽物なんていねぇんだ。
ただ、私が姿を隠していただけなんだから。
あ、そういやカラコン外してねぇや。
…後でもいいか。
この状況で外すのもなぁ…。
「夕凪ってあの財閥界で世界No.1の⁉︎」
「ホテルとか色んな企業をしている⁉︎」
「え、じゃあ…もしかして総長って、財閥で有名な…?」