銀髪姫と不良幹部
男子の次は女子かよ…。


はぁ…女子の陰口っていやにリアルすぎて、ある意味こぇんだよな…。


しかも、どっからそんな情報得てんの?って思うやつもあるし。


つぅか、そんな話してる暇があれば少しは勉強したらいいのにさ。


暇な奴らだな。


それにしても、今日はやけに噂や陰口を聞くな。


いつもはあんまり聞かねぇのに。


いや、私が教室から出ねぇからか。


まぁ、別に興味ねぇけど。


普通の子なら傷つくだろうが…。


私はこれくらい大丈夫だ。


だって私は…捨て子だから…。


それは夕凪の者しか知らない私の過去。


あれはまだ私が幼稚園に入ってすぐの頃。


私は榎本でも夕凪でもなかったんだ。


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