銀髪姫と不良幹部
「よっしゃー!宴会するぞー!!」


「おー!!」


「は?」


宴会?


何でそうなったんだ?


てか、まだ昼だぞ?


昼からやんのか?


「みんな嬉しいんです」


「留学したら、もうそれっきりだと思っていたしな」


「なのに、また一緒にいられるんや!みんな喜ぶやろ!」


3人は私の近くまでくると、一言言うと面子の方へと行ってしまった。


約束をくれたお父さんに感謝しねぇとな。


心配してくれたお母さんと空にぃにも…。


「総長ー!!乾杯の言葉お願いしまーす!」


「はいよ」


オホン。


と咳払いすると、みんなが私に注目する。


「みんなありがとうな!これからも頑張るぞー!!」


「「いえーい!!」」


< 390 / 429 >

この作品をシェア

pagetop