銀髪姫と不良幹部
「名前書いてなかったもん!!」


「名前書いてなかったら勝手に飲むんかい!!」


ほっとくと喧嘩までいくな…。


過去に一回あったしな。


「雄吾」


「はい」


雄吾は立ち上がると、2人の間に入った。


「いい加減にしなさい。ガキですか」


「で、でも!」


「いいですね?」


「「は、はい」」


2人の喧嘩を止めるのはやっぱり雄吾が一番だな。


あいつ、意外と腹黒だし。


まぁ、私や禅、史音は高校一年生だが、雄吾は高校二年生だからな。


年齢的にも勝てないだろうし。


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