銀髪姫と不良幹部
「さようなら〜」


あ、やっと学校が終わった。


終わるまでが長すぎる。


さてと、私も帰るか。


立ち上がった瞬間、声をかけられた。


「榎本さん、掃除代わりにやってくれないかしらぁ?」


はぁ…またか。


私は学校では地味な姿のため、たまにってか毎日雑用を押しつけられる。


私の正体を知ったクラスメイトの顔が見てみたいぜ。


まぁ、バレるのだけはごめんだからバラさないけど。


< 80 / 429 >

この作品をシェア

pagetop