銀髪姫と不良幹部
ま、別にバラしたところでどうにもなんないけど。


どうせ誰も信じねぇし。


「ちょっと聞いてるの⁉︎」


「うるせぇ…」


みんなに聞こえないくらい小さな声で呟いた。


掃除くらい自分でやれってんの。


それに今日は買い物に行かねぇとダメだからそんな時間ねぇんだよ。


時間もねぇし、急ぐか。


女の子に向かって、ニコッと微笑んだ。


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