銀髪姫と不良幹部
本当、単純なやつ程扱いやすいやつはいないってな。


と、そんな事してる間に買い物終わったし。


「夕飯の材料は買ったし、後は帰るだけか」


本当は寮に食堂があるんだが、視線がすごいから部屋で作って食べているんだ。


史音達にバレる確率が下がって嬉しい限りだけどな。


「…本屋か」


目の前にあるのは、小さな古本屋。


本屋なんて滅多に行かないが…。


たまにはいいか。


ドアをガラッと開け、中へと入った。


< 83 / 429 >

この作品をシェア

pagetop