地味な男子は俺様野郎!?
放課後…
「は?誰って?」
「早川くん。」
「…なんで?」
「まぁ、色々?」
「…わかった。気をつけて帰れよ」
「…あのね、嶺二。あたしそんなに子供じゃないから。大丈夫」
「…わかってるっつーの」
「なーまーいーきー」
「…うるせ…」
「はいはい。じゃね!」
ガラッ
「あ、千崎」
「おー」
教室にいた千崎は昨日と同じくメガネをとり、髪をかき分けていた。
「ねー、千崎?」
「あ?」
「なんでそんな格好してるか教えてくれないの?」
「…んー」