地味な男子は俺様野郎!?





「……」


「……」


無言…なんか嫌だなこの空気…


「ね、ねぇ」


「あ?」


「千崎のお兄さんってどんな人?」


「……こわい」


そう言いながら千崎はメガネをとり髪を直した。


「こわい?それだけなの?」


「…なんて言えばいいのかわからない。」


「ふーん…見てみたいな」


「やめとけ。」


速攻否定された。


…それにしても…


「やっぱり千崎、かっこいいね」


「は?」


「これは女子がほっとかないよ」


「ふざけんな。嘘は大概にしろ」


…天然か。






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