アイサツはビンタ!
何とか停学、退学の類の危機は脱した。
だが生徒間での噂は、既に俺達の手ではどうしようもない所まで発展していた。
『小田桐が平井の制服脱がせてた』
『逆だ、平井が小田桐の制服をひん剥いてた』
『既に全裸でくんずほぐれつ』
『小田桐が縛られてシバカレてた』
『平井がローソクまで持っていた』
…教室でそこまでする奴がいるのなら、俺がお目にかかりたい。
まぁ、要するに、だ。
結局、みんな自分の言いたい事しか言わないし、考えたい事しか考えないのである。
事実はどうあれ、その方が楽しいので、そういう事にされているのである。
しかし、噂の張本人としては勘弁願いたい話だ。
俺は休憩の度にクラスメイトに囲まれる。
「いや、小田桐、気にすんな」
「そうそう、愛の形は人それぞれなんだ」
「愛って言うか、個人の趣味?」
「性癖?」
「本能?」
「とにかく、人から見たら変態でも、二人の同意さえ出来ていればだな…」
…すみません、先生。早退していいですか…。
だが生徒間での噂は、既に俺達の手ではどうしようもない所まで発展していた。
『小田桐が平井の制服脱がせてた』
『逆だ、平井が小田桐の制服をひん剥いてた』
『既に全裸でくんずほぐれつ』
『小田桐が縛られてシバカレてた』
『平井がローソクまで持っていた』
…教室でそこまでする奴がいるのなら、俺がお目にかかりたい。
まぁ、要するに、だ。
結局、みんな自分の言いたい事しか言わないし、考えたい事しか考えないのである。
事実はどうあれ、その方が楽しいので、そういう事にされているのである。
しかし、噂の張本人としては勘弁願いたい話だ。
俺は休憩の度にクラスメイトに囲まれる。
「いや、小田桐、気にすんな」
「そうそう、愛の形は人それぞれなんだ」
「愛って言うか、個人の趣味?」
「性癖?」
「本能?」
「とにかく、人から見たら変態でも、二人の同意さえ出来ていればだな…」
…すみません、先生。早退していいですか…。