学園の王子様と...♡
出会い
桜がヒラヒラ舞っている。
そう、今日は、笠信高校入学式。
私の名前は、倉阪萌衣。
顔も体形も至って普通。髪はセミロングで、少しタレ目。
いわゆる平凡女子だ。
「お母さん~!やばい、遅刻する!!」
私はパンを口にくわえてそう言いながら、家を飛び出した。
どんな子がくるのかな?友達できるかな?・・・。
どんっ!!!
何かにぶつかった。顔を見上げると、思わずみとれるくらいの綺麗な顔立ち。
茶色の髪に、茶色の瞳。鼻はすぅーっと、通っている。
「あ、あの、ごめんなちゃいいい。」
どうしよう。噛んじゃったよ・・・。
「おまえ、おもしれぇー。」
綺麗な男子が顎に手を当てながら言う。
私は訳も分からず、その場から逃げ出した。
この時の私は、後に起こる事をまだ何も分かっていなかったんだ。
そう、今日は、笠信高校入学式。
私の名前は、倉阪萌衣。
顔も体形も至って普通。髪はセミロングで、少しタレ目。
いわゆる平凡女子だ。
「お母さん~!やばい、遅刻する!!」
私はパンを口にくわえてそう言いながら、家を飛び出した。
どんな子がくるのかな?友達できるかな?・・・。
どんっ!!!
何かにぶつかった。顔を見上げると、思わずみとれるくらいの綺麗な顔立ち。
茶色の髪に、茶色の瞳。鼻はすぅーっと、通っている。
「あ、あの、ごめんなちゃいいい。」
どうしよう。噛んじゃったよ・・・。
「おまえ、おもしれぇー。」
綺麗な男子が顎に手を当てながら言う。
私は訳も分からず、その場から逃げ出した。
この時の私は、後に起こる事をまだ何も分かっていなかったんだ。