2000pv突破しました^_^!叫びたいほど俺はお前を世界で一番愛している
空気が静止していた。




土の匂いが色濃くなっていく。




息苦しいのは、墓地だからとか、湿度が高いからというだけではないようだ。






それは塩崎結衣の方も同じだった。




彼女が口を開いた。



「敬一さんにとってお姉ちゃんってどんな存在ですか」




時間が重くのしかかってきた。




僕はその問いには答えなかった。







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