2000pv突破しました^_^!叫びたいほど俺はお前を世界で一番愛している
「塩崎さん・・・」


潤んだ瞳が僕を見つめる。



胸がぎゅっと締め付けられる。
「ごめんね」



「え?」



「あのときのこと」



「・・・」



あの夏の花火の後のことを思い出す。




「私、そのことで麻衣に怒られちゃったの」



「どういうこと?」




どういうことかさっぱりわからなかった。




「私ずっと逃げてたの」




「・・・」



何が言いたいのか少しだけれどもわかるような気もした。





「私好きになることが怖かったの」




「・・・」












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