倫敦市の人々
奥の部屋に通されると、フミもかくやという程の露出度の高い出で立ちの女性がいた。

身長も大きいが胸も大きい。

美弦などは目のやり場に困る。

「彼女は瑠架さんの同僚のコートニー・テフレチェンコさん」

「……」

無言のまま、コートニーは二人に会釈する。

花屋にギャングにシェパードに聖堂騎士団関係者。

何とも奇妙な集まりだ。

一体何が起きたら、この面子が知り合いになる事態となるのだろう。

この中では比較的一般人の美弦としては、気になって仕方がない。

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