倫敦市の人々
直後、闇珠の影の中から、高周波ブレードを握り締めた右手が飛び出してくる!

咄嗟に後方に跳んで距離をとるラミア。

「はい、よく出来ましたぁ」

闇珠がパチパチと拍手する中。

「グルルルルル…」

影の中から、ジャックが姿を現す。

彼は出てくるなり、闇珠にもその刃を振り下ろそうとする!

が。

「こぉら」

彼女が鎖のカードを投げつけた途端、ジャックは全身を銀の鎖によって縛り上げられた。

「ご主人様に手を上げたら駄目って言ったでしょ?躾が足りないのかなぁ?」

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