倫敦市の人々
途中から話に加わったコートニーの為に、ここまでの会話を説明して聞かせる。

「ヒュプノス病…」

呟くコートニー。

「やっぱり医者に診せるべきだよなぁ?」

「そうですよ、素人の民間療法は間違いの元です」

ユヤと椎奈が言うが。

「…医者に診せる前に、私がその団長に会っていい?」

コートニーはフミに問いかけた。

「え?」

キョトンとするフミ。

「いいけど…団長は眠ってるよ?もうずっと目覚めてないし…」

「いいの…」

コクリとコートニーは頷いた。

「ちょっと…確認したい事があるの…」

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