倫敦市の人々
「さぁ…」

エリクサーの小瓶の蓋を開けるコートニー。

眠っている団長の口元に寄せるが。

「待って!私がやる!」

それをフミが制した。

「団長は、私の手で目覚めさせたい!お願いコートニー!」

「……」

真剣なフミの視線に応え、コートニーは頷く。

手にした小瓶を、フミに。

「中身を全て団長に飲ませて…大丈夫…必ず上手くいく…」

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