倫敦市の人々
「あそこに行けば俺の過去が分かるのか?」

「それは『彼』次第ね。彼は一人の女以外に何の興味も示さないから」

ジャックの問いに、せせら笑うラミア。

せせら笑ったのはジャックに対してか、それとも『彼』に対してか。

しかし何事も詳細に明かさないラミアが、大きなヒントをジャック達に与えた。

大時鐘時計台に誰かがいる。

ジャックの過去に繋がるかもしれない誰かが。

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