MOTHER 〜エンディングまで泣くんじゃない〜

人形「ケケケケケッ」

バコッ‼︎
(ニンテンに突進)

ニンテン「ぐわぁ‼︎」

ミミー「お兄ちゃーん‼︎」


ニンテン「く、くそ、、、

電気スタンドより怖いし強い、、、

でも負けるわけにはいかない」


人形「クケケケケケ‼︎」


ニンテン「おりゃーーーー‼︎‼︎」
(ボロのバットで殴る)

バキッ‼︎

人形「グギギッ」

ニンテン「まだまだーー‼︎‼︎‼︎

おりゃおりゃおりゃー‼︎」

バキッ‼︎ ドガッ‼︎ バコッ‼︎

人形「グギギ グゲッ ガーーーッ へな、、、」


ニンテン「はぁ はぁ はぁ

なんで電気スタンドや人形が、、、」


ミミー「お兄ちゃん大丈夫?」

ニンテン「ああ、、なんとか」


ミミー「あ、お兄ちゃん見て!

壊れた人形の中で何か光ってるよ‼︎」


ニンテン「なんだこれは、、、」


ピカッ‼︎
(辺りが真っ白に包まれる)


ニンテン「ここはどこだ、、、

真っ白、、、、」


その時綺麗なメロディが流れ出す、、、


レー ミー ファ♯ ーラ ーミー♪

何故かニンテンはそのメロディが
頭に刻み込まれた


ミミー「、、、ちゃん

、兄ちゃん

お兄ちゃん

お兄ちゃん‼︎」


ニンテン「はっ、、、なんだったんだ。

さっきのは、、

あのメロディ、、

頭から離れない」

ミミー「お兄ちゃん大丈夫?」

ニンテン「あ、ああ。」

ミミー「ミニーは?」

ニンテン「今は大丈夫だ」

ミミー「なら、ママは?」

ニンテン「あっ、、、

行かなきゃ‼︎」


ダッダッダッダ‼︎
(ママの居る一階へ駆け下りる‼︎)

ニンテン「ママー‼︎」


ママ「ニンテン‼︎

大丈夫だった?

さっきの揺れなんだったのかしら」


ニンテン「僕と妹達は大丈夫‼︎

ママは?」

ママ「ママは大丈夫よ。

それよりあなたボロボロじゃない‼︎

ニンテンの好きなハンバーグを作って

あげるからそれを食べて

お風呂に入ってゆっくりおやすみ」

ニンテン「あ、うん‼︎ママ‼︎ありがとう」

プルルルルルルッ
(電話が鳴る)

ママ「あ、電話だ、、ニンテン!

出てちょうだい!」

ガチャッ
(電話に出る)

ニンテン「もしもし‼︎」


パパ「あーえっと、パパだ」

ニンテン「あっパパ‼︎

聞いてよ‼︎ 地震がおきたと思ったら

電気スタンドと人形が暴れ出したんだ‼︎

なんとか僕がボロのバットで

やっつけたんだけど

なんだったんだろ」


パパ「ふむふむ。そうか。

それはラップ現象かも知れないな。

むかし、ひいおじいさんが

お前が使える超能力、

[PSI]の研究をしていたはずだ。

えっと、日誌があったはずだ、、

地下室にしまっておいたはずだが、

カギをどこに置いていたか、

忘れた。

とにかく、まぁなんだ、、、

若い時の苦労は買ってでもしろ

と言うじゃないか。

パパはいつでもお前の味方だ。

頑張れよ。」

ガチャン ツーツーツー

ニンテン「切れちゃった、、」

ママ「とにかくハンバーグ出来たから

食べなさい‼︎

とにかく今日はゆっくり休みなさい。」

ニンテン「うん。そうするよ!

今日休んだら、

明日から旅に出るよ‼︎

信じてくれないかもだけど、

夢で見たんだ。

ギーグってやつが地球を滅ぼそうとして

て、仲間を見つけて一緒に

やっつけなきゃ‼︎」


ママ「まぁ。 ゆうかんな子ね。

頑張りなさい‼︎

ママは大丈夫よ‼︎

ニンテンが帰ってきたらいつでも

ハンバーグを作ってあげれるように

しといてあげるからね‼︎

もちろん、その仲間の分もね‼︎」


ニンテン「ママッ‼︎ ありがとう‼︎」


モグモグッ‼︎
「ママ、ハンバーグ美味しいよ」

ママ「ふふっ」



ニンテン「ぷはーー‼︎

美味しかった。

今日はもう寝るよ‼︎」


ママ「はい、おやすみ‼︎」







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