溺愛†マドンナ
私はズイズイと近づいて来る璃々をどうにか落ち着かせ、日曜日の事から順番に説明していった。


「マジで……?剣達が世那ちゃん達と同じ高校だとは知ってたけど、全然話に出てこないから、全く繋がりなんか無いんだと安心してたのに……」


全部を聞き終えた璃々は、半ば放心状態。


「だけど剣君も緋ノ戸君も柿出君もいい人だよ?なんでヤンキーだからって、璃々も秀悟もはよも静帆も、そんなに毛嫌いするの?」


だが私がこう言うと、ブッ!と吹き出した。


剣君達イケメンヤンキートリオがいい人達なのは、本当なんだ。


昨日の木曜日だって……
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