溺愛†マドンナ
すると秀悟の頬が、さっき私がお礼を言った時みたいに、また真っ赤に染まった。


「な、ちょっ、オイ!鎌松!萩里!!//////」


何だかアタフタ慌てている秀悟を見て、更に大爆笑する静帆とはよ。


一方の私はなぜ秀悟が真っ赤ではよと静帆が笑っているのか、全く分からなかった。


なんか楽しそうだな、3人共……


「特別………?秀悟はみーーんなに優しいよ?はよと静帆にも親切でしょう?」


ボンヤリと3人を見ていた私がこう言うと、秀悟がガンッ!と机に頭を強打。


なぜだか悔しそうな悲しそうな、何とも言えない目を私に向ける。
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