溺愛†マドンナ
「???秀悟、どうしたの……?」


「イヤ………もう慣れたよ、オレ……」


「アハハ!世那は鈍感だからね!頑張れ立置君!!」


「じゃあ先生来ちゃったから、私達席戻るね!」


状況についていけていない私を残し、先生が来たので、はよと静帆は自分の席に戻って行った。


片手で顔を覆っていた秀悟も、ゆっくりと立ち上がる。


「じゃあな、世那」


「うん、じゃあね」


ヒラヒラと手を振って、秀悟も自席に戻った。


何だったんだろう、はよと静帆……


秀悟もやたらと疲れていた様な気がしたけど、大丈夫かなぁ……?
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