溺愛†マドンナ
しかし『じゃあ決まりね』と、緋ノ戸君が言い終わった直後。


『待てよ、それ、オレも一緒する』


『秀悟!?』


ヤンキーが苦手なハズの秀悟も一緒に食べると言い出し、私は戸惑った。


秀悟は剣君に対してあまりいい感情は持ってないみたいだから、避けた方がいいんじゃ……


私はそう思ったんだけどはよと静帆が『『立置君がいたらまだマシ!!』』と譲らなかったので、結局7人で食べる事に。


「ハイ、秀悟」


「ありがとう世那」


私がミニハンバーグを1つ分けてあげると、秀悟が嬉しそうに微笑んだ。


秀悟はいつも礼儀正しい。
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