溺愛†マドンナ

「なぁ立置。こんなにのんびりしていていいのかよ。次はもうすぐ期末テストなんだぞ？」


「ああ？大丈夫大丈夫。きちんと対策はしてあるから。剣の方こそまぐれが２回続くとは限らないから、頑張れば？」


「テメェ……１５位はまぐれじゃねぇよっ！！」


「おおっと、すみませんでしたね」


ハッと意識を戻すと、秀悟と剣君の間には不穏な空気が。


「ねぇ世那…私教室戻ってもいい？なんかお弁当に集中出来ないよ……」


とうとうはよが、マユを下げて私に頼んで来た。


「し、秀悟、剣君！！２人共「オレに任せて、世那ちゃん」」