溺愛†マドンナ
今日はお父さんが仕事から帰って来たら私の誕生パーティーをする予定なので、璃々とお母さんは料理の真っ最中。


だから璃々はエプロン姿なのですが、“気をつけて”と言ってくれた璃々がなんか……初々しい若妻みたいでキュンとしてしまった。


「じゃ、行ってくるね。超特急で帰って来るから!!」


「ハイハイ。帰ったらパーティーって事忘れて、色々食べ過ぎないでね」


「OK、マイハニー!」


「?(汗)」


キョトンとする璃々に手を振り、外に出る。


夏らしい爽やかな青空が広がっていて、私の心は更に弾んだ。


「よしっ!」
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