溺愛†マドンナ
ア…アレ?私何か悪い事言っちゃった?


頭の中にハテナをポポポンっと浮かばせていると、秀悟が小さく呟く。


「今日はオレだけ。鎌松と萩里はいないから」


「えっ!?はよと静帆いないの!?」


「ああ…なんかどちらも急用が出来たんだと」


「そんなぁ………」


いきなり聞かされた事実に、メチャクチャショックを受けてしまった。


はよと静帆、いないのか…どうせなら大勢に祝って貰いたかったのに………


でも秀悟が誘ってくれただけマシか……誕生日だからって、あまりワガママ言って秀悟の事困らせたくないし。


我慢我慢!!
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