溺愛†マドンナ
ああ…私ったら15年近く秀悟と一緒にいるけど、こんなに頭良くて信頼もある優しい人と幼なじみって……幸せな事なんだよね。


私はいつも秀悟に助けられて……何か出来る事無いのかな。


「あのさ秀悟、明日のお昼……」


とりあえず朝約束した明日のお昼ご飯を奢るというのをグレードアップさせようと、口を開きかけた私。


だけど廊下の向こうから、やけに騒がしい声が私と秀悟の耳に届いた。


「ギャハハ!マジで!?」


「マジマジ!!ウケるだろう?」


私達から見て15m程左にいたのは、カラフルな頭が目立つヤンキー集団。
< 18 / 503 >

この作品をシェア

pagetop