溺愛†マドンナ
突然の宣言にビックリして口を大きく開ける私とはよと静帆に、ニッコリと付け足す緋ノ戸君。


柿出君は『まったく……なんでわざわざ』とか言ってたんだけど、直前までの“賑やか”とは違う騒がしさに陥ったA組内。


『剣がここで弁当を食う……っ!?』


『な、なんで!?あの3人皆B組なのに!!』


周りがワーワー言っている中、秀悟だけは勢い良くこちらに来て剣君達に食って掛かったの。


『ふざけんな剣!!お前達はB組の生徒だろうが!どうしてB組のお前達が、A組で弁当食べようとしてんだよ!』


『ああ?いいだろうが別に』
< 204 / 503 >

この作品をシェア

pagetop