溺愛†マドンナ
「えっ?秀悟、なんでダメなの?」


「なんで!?世那お前今の剣の誘い受ける気だったのか!?」


「へっ?イヤ、ちょっとビックリしたけど、別に出かける位………」


“いいじゃない”と続け様と思ったのに、秀悟が凄い黒いオーラを纏いながら睨んできたので、声が喉の途中で出る事をやめてしまった。


な、ななな、なんですかぁっ!?


秀悟が全然王子様らしからぬオーラ発しちゃってるんですけどーー!!怖いんですけどーーー!!


滅多にお目にかかれないブラック秀悟にガクブルしていると、剣君が面倒くさそうに長いため息をついた。
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