溺愛†マドンナ
「本当だぜ?鳥生に聞いたら即バレる様なウソつくかよ」


「じゃあ……本当に?」


「コレが証拠だ、世那」


未だに信じられていない私に、ポケットから出した答案用紙を見せる剣君。


剣君が小さく折られていた答案用紙を広げたら、本当に


名前 剣 力也 100


と、あった。


「ワッ……凄い!本当に満点だ!!」


私が手を口元にやりながら半ば叫ぶ様に言うと、皆が「「「ええっ!?」」」と驚愕のハモリを披露した。


「ちょっ、マジ!?マジで剣君が100点!?」


「―――答案用紙、オレにも見せろ剣っ!!」
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