溺愛†マドンナ
微妙に肩が上がっているはよに、墨染さんはにこやかに笑いかけた。


「はよちゃん“槙”って呼んで構わないよ。力也達もオレの事下の名前で呼んでるし、世那ちゃんと静帆ちゃんもどうぞ」


「ハイ……じゃあ槙さんは、いつからあの3人と知り合いに?」


「んっと……アイツ等が小学5年生の時だったから、オレが中3の時かな?力也達がケンカしてたのを、オレが止めたんだ」


墨染さん…イヤ、槙さんの話によると、剣君達は小5の時にはすでに皆ケンカっぱやくて……


『ハイハーイ、君達全員、やめようねーーー』


『ハァ?アンタ誰?』
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