溺愛†マドンナ
「あのさ世那ちゃん。アイツ等学校ではどんな感じなの?」
カフェに来て20分程経った時、槙さんがテーブルに頬杖をつきながら私に尋ねてきた。
なんかこの仕草だけで女の子キャーキャー言いそう……注文とったウェイトレスさんも、頬赤くしてたし。
「えっと、緋ノ戸君は明るくて3人の中で1番表情が変わりますね。柿出君はあまり喋らないけどツッコミが的確な人です!」
「じゃあ…力也は?」
そう言った槙さんの目が少し揺れていた事に、私は気づいた。
何だか“聞きたくない”という気持ちと、“聞きたい”という気持ちが混じった様な目。
カフェに来て20分程経った時、槙さんがテーブルに頬杖をつきながら私に尋ねてきた。
なんかこの仕草だけで女の子キャーキャー言いそう……注文とったウェイトレスさんも、頬赤くしてたし。
「えっと、緋ノ戸君は明るくて3人の中で1番表情が変わりますね。柿出君はあまり喋らないけどツッコミが的確な人です!」
「じゃあ…力也は?」
そう言った槙さんの目が少し揺れていた事に、私は気づいた。
何だか“聞きたくない”という気持ちと、“聞きたい”という気持ちが混じった様な目。