溺愛†マドンナ
一生懸命言い返したが、半ば逆ギレの様な感じになってしまった。


お陰で璃々までタイミングピッタリにため息ついちゃって、腹立つーー!!


「で、静帆ちゃん、どうして急に私達に柿出…君が好きって教えてくれたの?」


1人で悶々としていると、璃々が静帆に質問した。


そうだよ……私達に反対されるのが嫌なら、どうして話す気になったの?この子。


何気なく静帆に視線を送っていると、彼女も私を見返した。


「世那の影響…かな」


「へっ!?私!?」


「うん…世那私達が何言っても“大丈夫”だって剣君と普通に接してたでしょう?」
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