溺愛†マドンナ
「そっか……私は応援するよ」


「ありがとう世那。はよ、アンタはどうするの?」


「私は……私も頑張る。緋ノ戸君私の事忘れてるんだろうけど、小学生の時と同じ位仲良くなれる様に頑張ってみるわ」


「はよちゃん、あまりムリしちゃダメだよ?何かあったら私達が相談に乗るからね」


璃々に慰められたはよは、少し切なそうに微笑んだ。


私は一瞬璃々が何の事を言っているのか分からなかったけど、その表情を見たら分かった。


はよは多分……緋ノ戸君の事が好きなんだ。


いつからかは分からないけど、昔からならツライだろう。
< 298 / 503 >

この作品をシェア

pagetop