溺愛†マドンナ
多分リンゴ以上に赤くなっているであろう顔を逸らしたいけれど、未だにアゴを固定されているから出来ない。


「あ……ぅ……そ、そんな事は………」


湯気が出そうな位熱くなったまま剣君を見返していると、剣君はクスッと笑った。


「嬉しいな、意識して貰えるのって」


「へっ?」


「真っ赤になってる世那、メチャクチャカワイイ。誰よりも…な」


「!?//////」


こ、これはじゅ……10個所じゃない!!


砂糖ドバドバ入れたカフェオレよりも甘い!!オーバーヒートで頭パンクしそう!!


「な…なななな………」
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