溺愛†マドンナ
「は……はよ、静帆、璃々、あびかど~~~!!」


泣き過ぎてガラガラの声だったけど、頑張ってお礼を述べる私。


みっともない泣き顔+ガラガラ声に3人は苦笑いしてたけど、全員私が泣き止むまで待ってくれていた。


5分後―――どうにか涙が止まり、一息つく。


「明日、どうやって秀悟に顔会わせればいいんだろう……」


ジュースが入ったコップを持ちながら呟くと、璃々が答えた。


「普通でいいんじゃないのかな?ギクシャクしながら声かけちゃうと余計におかしくなっちゃって、元に戻るまで待つ事になっちゃうよ」


―――…アレ?
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