溺愛†マドンナ
頭のいい人の考える事は、平々凡々の私にとっては未知の世界らしい。


「ム、ムリムリムリ!自分から告白なんて、出来ないよ!恥ずかし過ぎる!!//////」


熱湯みたいに熱い頬を左手で覆ってアタフタしていると、秀悟に右腕を掴まれた。


ピタッと、私のパニックがウソみたいに静まる。


「いいだろう……?この位聞いてくれよ………」


「秀……」


「せめてお前が自分から剣に告白したら、オレ早めにお前への想い断ち切れそうなんだよ」


「……へ?」


断ち切れそう……?


断ち切れそうって何…?なんかまるで………
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