溺愛†マドンナ
「なっ、なんでお前等そんな所にいたんだよ!?」


混乱する頭をどうにか落ち着かせて問い質すと、鎌松がペ○ちゃんみたいにテヘッと舌を出した。


何アレ?俗に言うテヘペロってヤツか?


「イヤァ~~~実はさぁ、私達世那と立置君がどんな会話をするのか気になって、後つけて来ちゃってたんだよねーーー」


「ハァ!?じゃあもしかしてオレ達のやり取り盗み見してたのかっ!?」


「ごめんなさい!悪い事だとは分かっていたの!だけどアナタ達2人がもうこれ以上傷つかないか、心配で………」


萩里が、本当にすまなそうにマユゲを下げた。
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