溺愛†マドンナ
よっとっとっとどうにか体勢を持ち直した世那を、穴のあく程凝視しまくった。
「キス………してない?」
「うん……」
「えっ?だけどさっき美術室で立置とキスしてたじゃん」
オレの指摘に、世那は小さく眉間にシワを寄せた。
「してないよ?秀悟私のアゴ掴んで顔上に上げさせていただけだもん」
キッパリと言い切る世那はウソをついている様には見えない。
黒いモヤモヤが支配していたオレの心の中に、一筋の光が差し伸べた。
世那……立置とキスしてないのか!?
だけど、まだどこかで世那の事を疑っている自分もいる。
「キス………してない?」
「うん……」
「えっ?だけどさっき美術室で立置とキスしてたじゃん」
オレの指摘に、世那は小さく眉間にシワを寄せた。
「してないよ?秀悟私のアゴ掴んで顔上に上げさせていただけだもん」
キッパリと言い切る世那はウソをついている様には見えない。
黒いモヤモヤが支配していたオレの心の中に、一筋の光が差し伸べた。
世那……立置とキスしてないのか!?
だけど、まだどこかで世那の事を疑っている自分もいる。